【JRA】熊沢重文騎手、ドクターストップを受け11月11日付けで引退
JRAの騎手として30年以上活躍してきた熊沢重文騎手が、11月11日付けで現役騎手を引退することが明らかになった。JRAは30日に、熊沢騎手本人から騎手免許の取消申請があったことを明かした。
以前から傷めている頸椎の状態が思わしくなく、ドクターストップを受けたことが引退理由とされている。引退後の活動については未定としているが、馬に乗ること自体が危ないという理由から、競馬の現場からは離れる見込み。
熊沢騎手は1986年にデビュー。ステイゴールドの主戦騎手として活躍し、1988年のオークスや1991年の有馬記念、2005年の阪神JFなど平地G1で活躍したほか、2012年の中山大障害を勝利し、JRA障害歴代1位となる通算257勝をマークするなど、平地・障害の双方で活躍した。
先週末時点でJRA通算は1051勝、うち重賞33勝。引退式は11月11日(土)の16時40分ごろから、京都競馬場のウイナーズサークルにて実施される予定。