【湘南ステークス予想2024】不調のベガリス、得意舞台で波乱を起こせるか

今週土曜東京10レースに組まれているのは、芝1400mで行われる4歳以上3勝クラスのハンデ戦、湘南ステークスです。

主な出走予定馬をみてみると、美浦・木村厩舎の管理するモーリス産駒レガトゥスは、2歳時から血統面も含め人気のある1頭でしたが、去勢後もなかなか3勝クラスを突破できずもどかしい競馬が続いています。主戦のルメール騎手も現在戦線離脱中ということで、新たにコンビを組む騎手との相性も気になるところです。

2連勝中で上位人気に推されそうなロードカナロア産駒のリュミエールノワルは東京競馬場初参戦となりますが、同じ左回りの中京で連勝中ということもあり、輸送さえクリアできれば3連勝も十分期待できるポジション。吉田隼人騎手で連勝してきましたが、今回は横山和生騎手とのコンビで挑む予定となっています。

そして、近走の着順が悪いものの積極的に狙ってみたいと思わせるのが、モーリス産駒の4歳牝馬ベガリスです。2勝クラス卒業後はこのクラスで14着、8着と結果が出ていませんが、どちらも思うようにハナを切れておらず自身の競馬が満足に出来ていませんでした。今回はベガリス以外にハナを主張したそうなライバルも不在、加えて2勝クラスを卒業した東京芝1400mに舞台が戻ることから改めて見直したい一頭です。

特に、近走の着順の悪さから警戒されずにハナを主張できれば、開幕週の芝を生かして逃げ切りもあるかもしれず、穴馬として推奨しておきたい1頭ですね。