【シルクロードS予想2017】ベテラン騎手の味をもう一度!

今年は一味違う。そう思わせる活躍をベテラン騎手たちが見せてくれています。

正月競馬の中山・京都金杯も吉田豊・武豊騎手で開幕。さらに蛯名騎手、横山典弘騎手が東西でそれぞれ重賞制覇を決めた先週のAJCC、平安Sでした。現時点で古馬重賞を勝利している騎手はみなさんベテランといわれる世代。反面、3歳重賞は田辺騎手、高倉騎手、丸田騎手といった若手といえる世代を中心に制覇しており、古馬・3歳馬で不思議とくっきり分かれています。今年はスタートから外国人騎手がかすむインパクトを日本人騎手たちが与えてくれています。

ブランボヌール・ローテーション絶好調!

そんな中、今週もそんなベテラン騎手の手綱に期待したい馬がいます。シルクロードSに出走予定のブランボヌールです。桜花賞にも出走した素質馬ですが、今回は和田騎手を鞍上に迎えて勝負です。

4ヶ月前後の休み明けとなる今回ですが、2ヶ月半程度の休養明けとなったチューリップ賞では14着と大敗だったことを考えると休養充分といったところでしょう。同じく休み明けとなるソルヴェイグがこれだけ休むのは初めてなだけに、鉄砲で走っているのは評価したいところです。今年はイマイチ乗れていないと思われるデムーロ騎手で、かつ鉄砲実績なしのソルヴェイグが人気するのなら、ますます妙味が高まります。

日経新春杯でのミッキーロケットとシャケトラの壮絶な叩き合いが記憶に新しいですが、同じような叩きあいが見られるかもしれません。今回は1番人気に推される確率が高そうなネロに浜中騎手。またも和田対浜中騎手の叩きあいとなるのか、ネロ以外はG1出走を考えると本賞金で悩まされている馬が多数そろっただけに、ここが叩き台というよりメイチできている陣営も多いと思われます。面白いレースになりそうですね。