【秋華賞2016登録馬紹介】クロコスミアに重馬場適性あり?
クロコスミア(父ステイゴールド、母デヴェロッペ)は秋華賞出走予定の牝3歳馬です。
ここまでの通算成績は11戦2勝で、1勝の一つである昨年の赤松賞は東京競馬場の芝1600m(晴・良)の1枠でした。
前走ローズS(G2)では逃げを打ってでましたが、シンハライト相手に決めきれず、ハナ差で敗れたものの2着を取り見事本番への切符を手にしました。
秋華賞に向けてのクロコスミアのチェックポイントは、体重にあると考えられます。体重は400kg前後なので非常に軽いのですが、赤松賞で乗った勝浦騎手はこの体重にもかかわらず根性があるとコメントしています。
ローズSでの馬場状態は重い状態でした。そのような状態でシンハライトにハナ差だったことは、体重が軽いため足を取られずに済んでいるからかもしれません。また、このときコーナー直線問わず十分に走れています。端的に言ってしまえば、重馬場を得意としているのかもしれません。初勝利も3戦目の重馬場でした。
ハナ差先のシンハライトは残念ながらリタイア。クロコスミアにとっては視界良好。秋華賞の馬場状態によっては、我々の馬券の視野に入れる必要があるかもしれません。