2021セントウルSのサインは“バーチャルモデルのimma”！推奨穴馬2頭とは？

サマースプリントシリーズもいよいよ最終戦の「セントウルS」。毎年このレースになると秋の訪れを感じる競馬ファンも少なくないのでは。紆余曲折を経て開催されたオリンピックもついに終了し、先日閉会式が開催されましたね。

というわけで今回はセントウルSをサイン理論で予想していきたいと思います。今回も相変わらず得意の時事ネタからサインを探していきたいと思いますが、個人的に気になったニュースは、“パラリンピックの閉会式”です。

正確にはパラリンピック閉会式の冒頭に演出したバーチャルモデルの「imma（イマ）」さんです。immaさんは2018年にデビューした、実在しない架空の女性で、CGで作られたバーチャルモデルだ。ピンクのボブヘアが特徴で、インスタグラムのフォロワー数は34万人を誇るという、まさに“今”の時代を象徴するかのようなモデルさんです。性別や年齢、人種、障害など、多様性だけでなく、リアルとバーチャルなど、あらゆる区別を越えていくという意味でもこの閉会式にはピッタリの存在だったと言えるでしょう。

彼女の特徴的なピンクのボブという見た目から「シゲルピンクルビー」をサイン馬としたいと思います。

今年初戦のフィリーズレビューを8番人気で快勝し、重賞初制覇を達成したシゲルピンクルビー。桜花賞・16着、夏は函館スプリントS・9着と好走は続きませんでしたが、前走の北九州記念では3着馬とハナ差の4着に好走し、復調気配を見せいます。1200mにもようやく慣れてきた印象で、3戦目の慣れが見込めるここは上位争いを期待したいところです。

“あらゆる区別を超えた”バーチャルモデルという意味では、セン馬の「ベストアクター」も性別の区別を超えた点で共通点はあるでしょう。

昨年春の阪急杯を制し、重賞初制覇を達成したベストアクター。その後は怪我や手術に悩まされ、1年に及ぶ休養を経て今年の阪急杯で復帰。結果は16着大敗で、続く前走の関屋記念も16着と復帰後も苦戦続きです。マイルが長する可能性もということで、今回初の1200mの舞台に挑戦です。キャリア全6勝はすべて1400mで挙げており、ベストは1400mという印象ですが、当初1400mの京王杯SCの予定を蹴ってこちらに参戦してきたということは、見込みはあるはず。

ということで今年のセントウルSは、シゲルピンクルビーとベストアクターの2頭の穴馬をサイン馬とし、激走に期待したいと思います。今回もコジツケばかりでかなり無理やりな予想となってしまいましたが、色んな予想の楽しみ方があるという事でご容赦いただきたいと思います。