期待の良血いよいよデビュー!エールトゥヘヴン初陣へ
9月に入り涼しさが増し、競馬界もいよいよ秋競馬がスタート。G1へ向けて動き始める馬も多く、見どころの多いレースが多くなってきたが、今週末のレースで注目しているのはデビューを控えた良血馬・エールトゥヘブンだ。
父はロードカナロア、母は戸田厩舎初のG1馬となった桜花賞馬のキストゥヘヴン。全兄には現3歳でニュージーランドT・2着、京成杯・2着の実績があるタイムトゥヘヴンと期待度が高い良血馬だ。
「兄より素直な気性」「兄より瞬発力がありそう」といった専門誌やメディアなどへ向けた戸田調教師のコメントを見る限り、期待度は相当高い。師が自ら跨がって調教をつけるなど自厩舎で大事に育てられてきた甲斐もあってか、先日2日にはウッドチップコースで5F69.1-1Fで11.8の好時計をマークし、古馬を相手に優勢の手応えで併入と期待感を高めるパフォーマンスを見せている。これまで6本の追い切りを消化しており、今週で本格的に仕上がりそうな気配だ。
馬格は全兄より一回り小さい感じがするが、その分動きには俊敏さがありそうで、仕上がりにも時間がかからなそうな馬体だ。早い時期から将来性を買われていた兄同様、こちらも初陣を楽しみにしているファンは少なくないだろう。
デビューは12日(日)の中山メイクデビュー。鞍上は福永祐一騎手を予定している。