スマートレイアー引退、繁殖入り

2017年の京都大賞典を優勝したスマートレイアー(牝8、大久保龍厩舎)が26日付で競走馬登録を抹消し、現役を引退したことが明らかになった。26日、JRAが公式ホームページで発表した。23日に中山競馬場で行われた有馬記念(13着)がラストランとなった。今後は北海道勇払郡安平町のノーザンファームで繁殖馬となる予定となっている。

スマートレイアーは2013年4月の阪神で3歳でデビューした。同年の秋華賞ではデビューから手綱を握っていた武豊騎手とのコンビで出走し、2着に好走した。翌年の阪神牝馬Sで重賞初制覇を果たすと、その後も6歳の年には東京新聞杯を制し、続く阪神牝馬Sも勝利し、重賞を連勝するなどして牝馬戦線を盛り上げた。

スマートレイアーは父ディープインパクト、母スノースタイル、母父ホワイトマズルという血統。通算成績は35戦9勝、うち重賞は4勝。スマートレイアー号、お疲れ様でした。