【JRAオークス2023予想】粗品〝5000万円の借金〟で好調ムード?

本命馬が惨敗続きのギャンブル大好き芸人の霜降り明星・粗品。ことごとく予想を外す逆神ぶりから、“粗品の呪い”として多くの競馬ファンから恐れられているが、そんな粗品が今年4月のマイラーズC以来、約1カ月ぶりの的中を果たした。

先週のヴィクトリアマイルは3番人気のソダシを本命視し、相手も絞って馬連・ワイドの計5点の少点数で勝負し、これを見事的中させた。ワイドは外れたが、20倍近くの馬連を的中。普段は多点買いが多い粗品だが、今回は狙いを定めた見事な予想だったと言えよう。

先月のマイラーズCもガイアフォースの複勝馬券のみで勝負し、2.3倍ながらも見事的中。相変わらず3連単の多点買いは多いが、最近は馬連や複勝で狙いを定めた買い方で結果を残してきている。

今週のオークスにおいては桜花賞馬のリバティアイランドが断トツ1番人気濃厚。ただ、同馬以外の上位人気は横一線といった印象で、オッズが割れそうな気配だ。

粗品のこれまでの通例の買い方なら、3連単で1着固定で、2着絞って3着多めといったような買い方をしてきそうだが、リバティアイランドを外して馬連・複勝あたりで狙いを定めてドカンと狙ってくるというパターンも今なら考えられる。

今回リバティアイランドに人気が集中することで同馬を除いた桜花賞上位組も妙味が生まれてくる。2着馬コナコーストはG2のチューリップ賞でも2着に好走しており、4着のハーパーはG3クイーンC勝ちと実績的に人気を集めそうだが、3着馬のペリフォーリアや5着のドゥアイズあたりは戦績的に一枚劣るかたちで妙味はありそうだ。

先日粗品は自身のユーチューブチャンネルで「よしもとファイナンス」から5000万円の借金をしたことを発表。通常の人間なら絶望的な心境に陥るところだが、安心して税金の支払いができるようになってか粗品は終始弾むような声で借用書を記入する様子を配信した。

借金が5000万円増えたという現状は何ら喜ばしいことではないが、気持ち的にはだいぶ肩の荷が下りた様子で、先週のヴィクトリアマイルも見事的中と、今の粗品は好調ムード。「借金が増えれば増えるほど調子が上がってくる」のが彼のスキルだとすれば、今回は予想に乗っかってみてもよいかもしれない。