【STV杯2023予想】立ちはだかる「古馬」vs胸借りる「3歳勢」!勝利するのは?

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土曜の函館メインレースは3歳以上2勝クラスのハンデ戦「STV杯」です。

登録していた15頭が全馬出走することになり、過去5年のデータでは1番人気馬3勝、3番人気馬2勝と、上位人気馬が結果を残してきていますが、昨年までは別定戦で組まれており、ハンデ戦となる今年もトレンドが続くかどうか注目です。

夏競馬は3歳馬が古馬に胸を借りるケースが多くなりがちですが、古馬との対戦で力をつけていく馬も多く、今年出走の3歳馬2頭にも注目しておきたいところです。

上位人気想定のモンテロッソ産駒ワックスフラワーは母の父にサクラバクシンオーを持ち、ここまで一貫して芝短距離路線を貫いてきています。初勝利を挙げる時間はかかりましたが、未勝利脱出後は1勝クラスを連勝しており、前走2勝クラスの特別戦・函館日刊スポーツ杯も2着と昇級初戦でも結果を残しています。

引続き黛騎手が騎乗できるのも魅力で、安定感ある先行力から軸馬ならこの馬が最適かもしれません。

もう1頭の3歳馬ウメムスビは武豊騎手との新コンビで挑む予定となっており、父ファインニードル、母の父シンボリクリスエスの配合で、父の色が色濃く出ている戦績となっています。

カンナSでオープンレース勝利後は精彩を欠いていますが、重馬場で勝利していることもあり、時計がかかる洋芝は合う可能性も高く、ここ3戦の大敗を払拭する走りを見せられるかもしれません。

古馬ではヴィアドロローサ、ショウナンアメリアがこのクラスで掲示板に入っており、順番待ちといったところですが、ヴィアドロローサは大敗もある馬で安定感がないだけに、3歳馬たちにもチャンスはあるかもしれませんね。