【エプソムC予想2026】主役は東京巧者、勝敗を分けるのは"コース適性"
公開: 2026/05/06 17:56

今週土曜の東京競馬メインは、芝1800mで争われるG3「エプソムカップ」が開催。
過去10年の傾向を見ると、上位人気から中穴まで幅広く勝ち馬が出ている一方で、10番人気以下の大穴は勝利がなく、3着までが精一杯という結果が続いている。極端な波乱は起きにくく、ある程度の実力と人気を兼ね備えた馬が中心となるレースである。
また、年齢別では7歳以上の馬が未勝利と明確な苦戦傾向にある。今年該当するエピファニー、オニャンコポン、ジュンブロッサム、ビーアストニッシド、マテンロウレオはいずれも重賞実績を持つ実力馬だが、データ面からは強く推しにくい存在となる。
注目はトロヴァトーレだ。前走の東京新聞杯を制しており、東京芝コースでの適性は証明済み。さらに過去2年連続でルメール騎手がこのレースで馬券に絡んでいる点も後押し材料となる。今回は約2か月半ぶりの実戦となるが、休み明けでも結果を出してきたタイプであり、仕上がり面の不安は小さい。人気を背負う立場となりそうだが、軸としての信頼度は高い。
一方で未知の魅力を秘めるのがサクラファレルである。サートゥルナーリア産駒で、未勝利脱出まで時間は要したものの、その後は順調にクラスを突破し、ここで初のオープン挑戦となる。休み明けでも勝利経験がある点は強みであり、状態面に不安はない。
血統面も魅力的で、兄には東京芝マイルで好走実績のあるサクラトゥジュールがいる。東京コースとの相性は期待でき、レーン騎手が手綱を取る点も大きなプラス材料だ。相手強化の一戦ではあるが、勢いとポテンシャルで一気に通用する可能性を秘めている。
実績馬と上がり馬が揃い、データ的にも極端な波乱は起きにくい一戦。東京芝1800mという舞台で、適性と完成度の高さが問われるエプソムカップは、夏競馬へ向けた重要な指標となるレースである。各馬の力関係がはっきりと示される注目の一戦だ。

