JRA重賞3勝のサングレーザーが引退、種牡馬に
2018年の札幌記念など重賞を3勝しているサングレーザー(牡6、浅見秀一厩舎)が、9月10日付で競走馬登録を抹消することが明らかになった。9日、JRAが公式ホームページで発表した。今後は北海道新冠郡新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬となる予定。
サングレーザーは2016年に中京でデビュー。翌年のスワンSで重賞初制覇を果たすと、G1マイルCSでも3着に好走するなどG1でも活躍。2018年のマイラーズC、同年の札幌記念を優勝し、重賞3勝を挙げた。その後、天皇賞秋でも2着に好走し、初の海外挑戦となった香港G1の香港Cでも4着に善戦するなど国内外のG1戦線で活躍。連覇を狙った昨年の札幌記念で2着に好走した後、右前脚に炎症が見られ昨年秋は全休し、休養に入っていた。復帰へ向けて調整が進められていたが、右前脚種子骨靱帯に再び炎症が出たため、引退することが決定した。
サングレーザーは父ディープインパクト、母マンティスハント、母父Deputy Ministerという血統。通算成績は20戦7勝、うち重賞は3勝。サングレーザー号、お疲れさまでした。