【チャンピオンズカップ2015】サンビスタが牝馬初優勝を達成!次走は大井の東京大賞典?
6日に中京競馬場で「第16回チャンピオンズカップ」(G1)が開催された。レースは12番人気で牝馬のサンビスタが優勝した。
スタート直後はクリノスターオーがハナをきって行くが、すぐに2番手のコパノリッキーがそれを交わして先頭に躍り出た。サンビスタは先頭集団の後ろからレースを進めた。香港馬のガンピットも3番手と前へ行くが、徐々に後退していく。3~4コーナーでホッコータルマエが2番まで浮上してきて、直線に入るとコパノリッキーとホッコータルマエの叩き合いに。内からは後方から一気に脚を伸ばしてきたノンコノユメが、そして外からはサンビスタが猛追した。最後に勝ちを引き寄せたのはコースをロスなく進めたM.デムーロ騎手のサンビスタであった。ゴール前はキレのある脚を披露してホッコータルマエを交わし、そのまま一気にゴールを駆け抜け優勝した。
勝ちタイムは1分50秒4(良)。1馬身1/2差の2着には3番人気のノンコノユメが入着し、さらにクビ差の3着にはノンコノユメと同様に後方から脚を伸ばした5番人気のサウンドトゥルーが入った。
このレースで牝馬が優勝したのは史上初となり、鞍上のM.デムーロ騎手にとっては初のダートのG1制覇となり、記録づくめの勝利となった。
優勝したサンビスタは父スズカマンボ、母ホワイトカーニバルという血統。次走については未定で、馬の状態を見ながらということになるが、12月29日に大井競馬場で開催される東京大賞典(G1)を視野に入れて進める模様だ。