【金鯱賞2015】ミトラが差し切りV!次走は有馬か?
5日に中京競馬場で「第51回金鯱賞」(G2)が開催された。レースは好位の外から追走した5番人気のミトラ(セン7)が、最後の直線で抜けだして快勝した。
レース序盤はまさかのメイショウマンボが逃げに出て、それを外からクラレントが2番手で追走した。その後ろに1番人気のディサイファとパッションダンスが続き、ミトラは5番手から進めた。ペースはよどみなく流れ、直線に入ると逃げていたメイショウマンボはズルズルと後退した。後ろで控えていたクラレントとパッションダンスの前の争いとなるが、直線半ばで外からミトラが脚を伸ばして抜けだした。そのままミトラが先頭に立ち、その後をディサイファ、そしてミトラの後ろにつけていたサトノノブレスが追うが、ミトラが力強く脚を伸ばして2頭の猛追を凌いでゴールした。
勝ちタイムは1分58秒8(良)。1馬身1/4差の2着にディサイファ、さらにアタマ差の3着にサトノノブレスが入着した。
優勝したミトラは父シンボリクリスエス、母エイグレットの血統。前走の福島記念では連覇が期待されていたが2着に敗れた。惜敗だった前走の雪辱を果たし、ここで見事に2つ目の重賞タイトルを獲得した。なお、有馬記念の前哨戦としても有名な金鯱賞だが、ミトラの次走については未定である。