やたら、格上挑戦をする森秀行調教師。1993年レガシーワールドでジャパンカップを制し、30代半ばでGⅠホースを育て挙げたその手腕は紛れもなく本物。しかし、近年は全盛期に比べるとかなり数字を落としている。ちなみに、1993年は調教師開業元年で5勝しか挙げてい...
厩舎は”会社”、調教師は”経営者”である競馬という業界は騎手にとってはもちろんのこと、厩舎にとっても厳しい世界である。今回は競馬業界における厩舎の存在ついて書きたいと思う。 競争の世界なので、実績のある調教師に馬を預けたいと思う馬主心理は納得できるものがある。...
馬主と調教師の力関係競走馬のローテーションは基本的に調教師にお任せ。勿論、調教師から馬主に対して、このローテーションでどうですか?と確認はあるが、ほとんどの場合は異論はないので、そのローテーションで挑む。しかし馬主の中には、なんでそんなロー...
ハードルの高い調教師試験現在はジョッキーの1000勝特権がなくなり、勉強をしないといけない時代。以前の記事でも調教師試験に関しては書いたが、ジョッキーも1000勝特権がないから諦めようとしているジョッキーが多い。調教師試験では学科の試験がとにか...
調教師試験1000勝ジョッキーの特権がなくなったことの是非以前は、ジョッキー時代に1000勝以上あげていれば、難関の1次試験は免除され、普通にしていれば先ず問題がない面接試験だけの1000勝特権というものがあった。しかし、現在は1000勝特権がなくなり、仮に武豊騎手が引退し、調...
天才調教師!角居厩舎の強さに迫る!誰もが知っている名馬、ウオッカ、シーザリオ、そしてその息子のエピファネイア、カネヒキリ、ビクトワールピサ。競馬をよく知らない方でも、1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?これらの名馬を管理してきたのが、角居勝彦調教...
ロードクエストとアストラエンブレム、小島厩舎の期待の2頭が新境地を切り開く!この夏、小島茂之厩舎から期待の2頭がデビューした。 マツリダゴッホ産駒のロードクエスト(牡2)と、ダイワメジャー産駒のアストラエンブレム(牡2)だ。 ロードクエスト ロードクエストは今年6月に新馬戦を鋭い末脚で勝ち、栄え...
堀宣行調教師の今期絶好調のワケ宝塚記念が終わり今年も上半期が終了。GⅠもしばらくなく競馬業界全体が少し落ち着いたムードとなっているので今年の前半を振り返ってみれば要所要所に堀宣行調教師の名前が出てきた印象。 リーディング首位 実際に数字としてもすでに...