土曜日・東京7R・3歳以上500万円以下・ラヴィエベールに注目。
デビュー戦を杉原騎手で快勝し、連勝を狙った新緑賞では鞍上を内田博幸騎手に強化をして臨んだが、先に抜け出されたカフジプリンスに1馬身半及ばなかったが悲観する内容ではない。距離延長も全く問題なく、秋の菊花賞に間に合うかどうかは、藤沢調教師の腕の見せ所。
今回は前走よりさらに100M伸びて2400M戦。初の古馬相手になるが全く問題点はない。レースセンスがいい馬だけに、相手なりに走る上、勝利も狙える何とも言えない雰囲気を持った馬。まだ500万円の身ながら、既に重賞ウィナーの風格すら漂わせるラヴィエベール。まだ2走しかしていないが脚質は偏っていない風にここ2戦みえた。
先行抜け出しで快勝した新馬戦。まくり気味に進出した、新緑賞。好対照のレースぶりだがしっかり競馬になっている。この馬はかなりの素質を秘めている。もう少しデビューが早ければ、クラシック戦線でも活躍が出来た可能性がある。敢えて無理をさせずにデビューさせる藤沢調教師らしい出走プラン。この後はここをかてば7月のラジオNIKKEI賞が有力視される。抜群の心肺能力と類まれなレースセンスでここは軽々突破し、秋には大輪を咲かせて欲しい。
今回は正直このメンバー相手では取りこぼしは出来ない。しっかりと横綱相撲で貫録の違いを見せつける勝ち方をして欲しい。無理に追う必要はない、抜け出したらソラを使わないように気を付ければいいだけ。2勝目は目前だ。