【エリザベス女王杯2024】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開
秋の女王決定戦である「エリザベス女王杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
レガレイラ(牝3、木村哲也厩舎)
10/30(水)美浦・W(稍重)8F114.1-1F11.7(馬なり)
美浦のWコースで2頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬ボールドゾーンを先行させ、道中は長めから後ろで折り合いに専念。力の要る馬場を長めに追われながらもラスト1Fは11秒7の好時計をマークしており、最後もまだ余力はたっぷり。2週前はWコースで3頭併せを行ない、6F83.0-1F11.1をマークして2頭と併入。先週もしまいはキレていましたが、前半はまだゆったりと構えていた印象。1週前では前半から集中させて追走しており、態勢は順調に整ってきているように見えます。
スタニングローズ(牝5、高野友和厩舎)
10/30(水)栗東・CW(良)4F53.7-1F11.6(馬なり)
栗東坂路で単走。序盤はゆったりと入ってしまい追われると、活気十分に伸びてラスト1Fは11秒6をマークしてゴールしました。昨年のヴィクトリアマイル後に左前腱周囲炎を発症し、約10ヶ月という長い期間の休養を経て、大阪杯で復帰。前走のクイーンS・6着が復帰3戦目でしたが徐々に調子を取り戻してきており、今回は3ヶ月じっくりと間隔を使ってここ一本に絞って調整されてきました。全体をこの時計でまとめてしまいもこのキレなら、良い頃のパフォーマンスを発揮できる状態に戻ってきている可能性が高そうです。
シンリョクカ(牝4、竹内正洋厩舎)
10/30(水)美浦・W(稍重)6F81.8-1F12.4(馬なり)
竹内調教師を背に美浦のWコースで2頭併せ。3歳2勝クラスの僚馬ピュアキアンとあわせて、直線は内に進路を取って軽く仕掛けられると、ラスト1Fは12秒4をマークして2馬身相手を突き放して先着しました。相手がそこまで動いてこず直線は単走のようになりましたが、仕掛けられてからの反応と伸びは良好。骨折で約5ヶ月の休み明けだった前走の新潟記念は完調でない中でもあっさりと勝ちきり、脚元の懸念を払拭。追い切りでもまだまだ余力はたっぷりで、一戦使われて順調に良化してきた印象です。