【豊明ステークス2025予想】キタサンダムールの3連勝なるか?実績ある3歳勢も虎視眈々

今週土曜の中京7レースには、芝1400mで行われる3歳以上3勝クラスのハンデ戦「豊明ステークス」が組まれている。フルゲート18頭に対し、今年の登録は13頭。全馬が出走可能な構成となっており、比較的手薄なメンバー構成といえる。
注目の1頭は、キタサンブラック産駒の5歳牝馬キタサンダムール。1勝クラス突破まで時間を要したものの、今年2月に休養に入り、5月に復帰後は1勝クラス、2勝クラスを連勝中と勢いに乗っている。夏場に調子を上げやすい牝馬である点も含め、芝1400mでの3連勝が期待される。
もう1頭の注目は、エピファネイア産駒の3歳牝馬トワイライトシティ。デビューから2連勝で桜花賞にも駒を進めたが、結果は18着と大敗。以降は芝1600mを主戦場としてきたが、今回は距離を1ハロン短縮しての1400m戦に臨む。前走に続き松山弘平騎手が騎乗予定で、やや力みが見られた前走内容を踏まえれば、ペースが速くなるこの距離への短縮は好材料となる可能性がある。
さらに注目を集めるのが、和田竜二騎手への乗り替わりが予定されている3歳牡馬マイネルチケット(父ダノンバラード)。2歳時には重賞で2着・3着と善戦し、休養明けで挑んだNHKマイルカップでは8着に敗れたものの、芝1400mでは京王杯2歳ステークスでNHKマイル覇者パンジャタワーを相手に2着と好走しており、この距離では高い適性を示している。持ち前のスピードを生かせる舞台となれば、勝ち負けに加わってくる可能性は高い。
登録馬の数こそ限られているものの、実績馬と上がり馬が揃い、見応えのある一戦となりそうだ。

