メイショウハリオはJBCクラシックを大目標に、秋の始動戦は日本テレビ盃か

7月2日の帝王賞(Jpn1、大井ダ2000m)を食道閉塞により無念の競走除外となったメイショウハリオ(牡8、岡田稲男厩舎)が、11月3日に船橋競馬場で行われるJBCクラシック(Jpn1、ダ1800m)を次の目標に定めたことが明らかになった。7月31日、管理する岡田調教師が方針を語った。
症状は軽度で、獣医師の診断によると3日間の休養と加療を要するとのこと。大事には至らず、今後は体調の回復と慎重な調整を重ねながら、再度の頂点を目指していく。秋にはJBC前哨戦として位置づけられる日本テレビ盃(Jpn1、10月1日・船橋・ダ1800m)への出走プランも浮上しており、状態次第では同レースを経て本番に臨む構えだ。
メイショウハリオはこれまで帝王賞を2022年、2023年と連覇し、史上初の3連覇が懸かっていたが、無念の取り消しとなってしまった。それでも、実績は国内屈指のダート王者であり、8歳を迎えた今もなおその地位は揺るがない。
無念の取り消しを経て、再び立ち上がるメイショウハリオ。秋のJBCで復活の走りを見せるか、大きな注目が集まる。

