真打登場まで待つしかないのか?
ここの所の2歳オープン特別をみると、かなり低レベルのレースが続いている。この時期の2歳馬に多くを求めるのが酷なのかも知れない。しかし、未勝利の馬が平気で登録して出走出来る状態。特に北海道シリーズは、道営馬の参戦がないとレースが成り立たない厳しい現状。ここで未勝利の馬を出走できなくしてしまうと、道営馬が認定競争を勝てないとレースが成立しない事も考えられる。私が言いたいのはクローバー賞。
本当に真打が登場するのは、11月位。まだ3か月先。これは仕方がない事かも知れない。今の時期は、馬券だけ楽しむスタイルを取った方がいいかもしれない。このシリーズのオープン特別のレベルの低さはかなり顕著で、クラシック路線で勝負になる可能性があるとしたら、札幌2歳ステークスだけ。それもフルゲートになるかは非常に怪しい。別にフルゲートにならなくても好メンバーが顔を揃えるレースはいくらでもある。
菊花賞当日に行われたあの伝説の新馬戦がいい例ではないだろうか?名牝ブエナビスタが3着に負けたが、後の皐月賞馬と菊花賞馬、桜花賞・オークスの2冠馬という大物3頭が集まったレース。今の時期は仕上がり早い馬が有利。しかし、オープン特別は未勝利の馬が登録してくる。今週のクローバー賞の未勝利馬の数を確認して欲しい。JRA勢は6頭中5頭が未勝利馬。ここを何とか、改革しなければいけない。