【若潮スプリント2024予想】鉄板の条件に見合ったギガース、問題は相手選び
29日は船橋競馬の3歳ダートスプリント「若潮スプリント」が開催。
スピネーカー、エドノフェニックス、リノデスティーノ、オーソレリカなどスプリント戦らしく逃げ馬勢が多数揃った。この距離らしくペースはある程度流れそうな気配があり、先行集団の後ろ辺りの馬に有利な展開となる可能性が高い。
実績や脚質を考えると、すでに重賞2勝を挙げ、先行力もあるギガースが最有力と見る。
前走は3歳ダートの頂点兵庫チャンピオンシップで5着に善戦。敗れはしたものの、4コーナーまでJRA勢に食らいついての5着ならまずまずの内容で、先行して見せ場十分の競馬だった。今回多数の快速馬が揃ってはいるが、重賞級の馬は不在。枠も12頭立ての中で6枠8番とスムーズに走れそうな中枠を引けており、条件は良い。
1200mは昨年12月の千両スプリント(1着)以来と久々だが、【1-1-0-0】と距離実績は申し分なく、船橋コース実績も【2-1-0-0】と十分。今回は前走から斤量1kg増の58kgと初めて背負う重さだが、それを補ってもそれを補って余りある好調さと勢いがこの馬にはある。中心視が妥当だろう。
むしろ問題は相手選び。5走前に今回と同じ舞台であるジュニアスプリントでギガースを降したエイムフォーエース。弥生スプリント、クロッカススプリントと船橋1200mを2連勝中のザイデルバスト。フロックススプリントを快勝しエドノフェニックスなどが相手の最有力候補となりそうだが、馬券的には妙味が少なく、かなり絞った馬券で勝負する必要がありそうだ。
今年の若潮スプリントは、鉄板の条件に見合ったギガースからの少点数で仕留めたい。