武豊騎手、韓国で初騎乗!意外と狙い目?韓国競馬は日本馬に合う?実力は?
10年も以上も前から、アメリカ、イギリス、フランスなどに海外遠征をし続ける武豊騎手が今回初となる海外遠征国を発表しました。その国はお隣の「韓国」。
9月10日に韓国のソウル競馬場で開催される「第2回キーンランドコリアC」(韓国G1、国際Gなし、ダート1800m)に、昨年の同競走の覇者であるクリソライト(牡7、音無秀孝厩舎)が参戦を予定していることが明らかとなりました。
昨年は、オーストラリア、韓国、シンガポールなど世界各国で豊富な騎乗経験を持つ藤井勘一郎騎手がクリソライトで1番人気の期待に応えて6馬身差をつけて圧勝しましたが、今年は武豊騎手とのコンビでの参戦が実現しそうです。
武豊騎手が韓国で騎乗するのは初めてですが、武豊騎手は香港・マカオなどでも絶大な人気を誇り、アジア圏では名の知れたジョッキーです。昨年の覇者と武豊騎手のコンビなら今年も断トツの1番人気で間違いなさそうです。
韓国競馬自体はまだまだ発展途上といった感じですが、昨年このキーンランドコリアCが新設され、日本のクリソライトが優勝したことで国内でも徐々に注目度が上がってきております。今年は武豊騎手が参戦ということで、注目度は増すのではないでしょうか。
意外と狙い目?韓国競馬は日本馬に合う?実力は?
ソウル競馬場のダートについてですが、日本以外だと唯一の砂ダートなので、感覚的には地方遠征に近いかもしれません。土ダートのアメリカ遠征に比べれば馬場の適性も高いですし、輸送距離も短いので、馬にとって負担は少なくて済みます。
馬のレベルですが、昨年のレースを見る限りでは地方交流重賞の地方馬と大差ないようなイメージがありますので、日本馬が好走できる可能性は非常に高いです。1着賞金も570,000,000ウォン(約5,700万円)と大きいのも魅力です。
昨年クリソライトが6馬身差をつけて圧勝していることからも「勝って当然」という感じがしますが、武豊騎手にとっては初となる韓国の舞台で、同競走の知名度アップもかかっているだけにプレッシャーも大きいでしょう。
今年はクリソライトで船橋のダイオライト記念を6馬身差の完勝を果たしておりますし、コンビの実力は証明済み。期待に応えて連覇を果たすことが出来るのかどうか?楽しみに待ちたいと思います。