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【JRAデイリー杯2歳S2025】未来のG1馬候補3頭に注目!

2025/11/14 17:04
【JRAデイリー杯2歳S2025】未来のG1馬候補3頭に注目!

暮れのG1戦線を見据えた若駒たちの戦いもいよいよピークを迎える。今週の京都競馬場では、2歳限定のG2「デイリー杯2歳ステークス」が開催。今年も頭数は8頭と少なく、10頭以上集まらないのは珍しくない状況だ。また、人気馬の信頼度が高いレースであることから、手広く買うよりも実績・内容に基づいた狙いが重要になる。

過去7年、1番人気馬は5勝1着1回3着1回と圧倒的な成績を残しており、まず軸として信頼できる。相手も3番人気、2番人気馬が中心となる手堅い構図だ。馬券条件としては、前走で上位人気で勝利していることが最低条件となる。

この時期の2歳戦では、オープンクラス経験馬よりも、新馬・未勝利から勝ち上がった若駒のほうに活躍の余地が大きい。休養明けも中10週以内であれば戦力として問題なく、前走の距離がマイル以上なら適性は十分。1400m以下で前走を勝利している馬も、人気に応じて好走可能性を残す。脚質は前が有利だが、オープンクラス経験馬なら差し・追い込みでも対応可能なケースがある。以上を踏まえ、今節注目したいのは以下の3頭だ。

まずはカヴァレリッツォ。デビュー戦では走破時計1分34秒2も好時計で、ラスト2Fは11秒5-11秒1の好ラップで5馬身差の完勝。切れ味が最大の武器で、京都マイルの舞台も適性が高く、相変わらず時計が出ている今の京都の馬場なら持ち味を発揮できそうだ。

2頭目のキャンディードは、前走の中京2歳Sを快勝し、重賞初Vを達成。2戦2勝で重賞も制しており、前走はレコード勝ちと内容も十分。今回は初のマイル戦となるが、前走の中京2歳Sも距離を伸ばして完勝しており、ハイペースの淀みない流れでも最後まで加速ラップで占めた。持久力のある末脚で、重賞連勝を狙う。実力通りに走れば、ここでも勝ち負けは当然の水準だ。

そしてアドマイヤクワッズ。新馬戦ではスローからの上がり勝負でラスト3Fは33秒3の末脚で押し切っての快勝。前走1番人気で勝ったのは7番と2頭のみであり、勝負強さが光る。スローからの決め手になりやすい同レースの傾向からも、狙ってみたい1頭だ。

少頭数ながらレベルの高い若駒が集結したデイリー杯2歳S。勝負の鍵は、経験よりも実力と勝負強さを兼ね備えた3頭にあるといえる。 

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