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【JRA】オーサムリザルトが現役引退、今後はノーザンファームで繁殖入り

2025/11/14 15:13
【JRA】オーサムリザルトが現役引退、今後はノーザンファームで繁殖入り

交流重賞3勝を挙げたオーサムリザルト(牝5、池江泰寿厩舎)が現役を引退することが11月14日に分かった。所有するインゼルサラブレッドクラブが発表したもので、今後は北海道安平町のノーザンファームで繁殖入りする。

オーサムリザルトは2022年11月のデビュー戦から無傷の連勝街道を突き進み、7連勝で2024年エンプレス杯、ブリーダーズゴールドカップを制覇。さらに今年2月のクイーン賞でも勝利し、連勝を8に伸ばした。デビュー以来ダートで圧倒的なパフォーマンスを見せ、交流重賞戦線を席巻した存在だった。

一方で、初の海外挑戦となった2023年の米G1・ブリーダーズカップ・ディスタフは、獣医師の判断により当日出走取消。復帰後は春のエンプレス杯で2着に敗れて初黒星を喫し、ブリーダーズゴールドカップ3着、そしてラストランとなった11月3日のJBCレディスクラシックでも1番人気ながら3着に終わった。レース後の検査では大きな異常は見られなかったものの、これまでのパフォーマンスを取り戻せるか不透明として関係者間で協議が行われ、引退の決断に至った。

血統背景も華やかで、父は無敗の米三冠馬ジャスティファイ、姉に米G1馬シッピカンハーバーを持つ超良血馬として期待を集めていた。通算成績は11戦8勝(うち重賞3勝)、総賞金は2億63万円。武豊騎手とのコンビで挙げた重賞勝利も含め、短いキャリアで強烈な存在感を示した一頭だった。

今後はノーザンファームにて繁殖牝馬として新たなキャリアを歩む。自身が立てなかった大舞台への夢は、次世代に受け継がれていくことになる。 

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