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【エリザベス女王杯2025予想】データが示す“外国人騎手優勢”、今年の主役候補はこの馬だ

2025/11/14 14:47
【エリザベス女王杯2025予想】データが示す“外国人騎手優勢”、今年の主役候補はこの馬だ

今週日曜の京都メインは、牝馬中距離戦線の頂点を決める芝2200mのG1「エリザベス女王杯」が行われる。過去10年の勝ち馬を振り返ると、ルメール騎手やミルコ・デムーロ騎手を筆頭に外国人騎手の存在感が際立っており、日本人騎手の勝利は2015年の蛯名正義騎手(マリアライト)と2021年の幸英明騎手(アカイイト)のわずか2例のみとなっている。今年も外国人騎手の騎乗馬が大きな焦点となるのは間違いない。

まずルメール騎手が跨るのは、桜花賞馬ステレンボッシュ。3歳時にはオークス・2着、秋華賞・3着、さらに香港ヴァーズ・3着と国内外でハイレベルなメンバー相手に善戦を続けてきた。しかし古馬になってからは大阪杯・13着、札幌記念・15着と大敗が続き、近走の内容からは人気を大きく落とすことが予想される。それでも過去に示した能力は確かなもので、G1の大舞台でルメール騎手とのコンビが再び輝きを取り戻す可能性は十分にある。

短期免許で来日中のレーン騎手が騎乗するのはカナテープ。関屋記念を勝利しており安定感は魅力だが、1800mではやや詰めの甘さを見せ、今回は2200mへ大幅な距離延長となる点が課題だ。初距離への対応は不透明ながら、レーン騎手を確保している点は不気味で、人気が大きく上がらないようであれば馬券的妙味も十分に生まれる一頭だ。

今年急成長を遂げているのがココナッツブラウンだ。昨年は3勝クラスを勝ち上がるのにも苦戦していたが、父キタサンブラック譲りの成長力が開花したのか、今年5月の復帰後は錦S・1着、クイーンS・2着、札幌記念・2着と強豪牡馬相手にも互角以上に渡り合ってきた。オープン入り後は未勝利ながら内容は常に上々で、現状の充実度は今回のメンバーでも屈指といえる。

さらに京都芝コースとの相性も抜群で、全4勝のうち2勝を京都で挙げている点は大きな強調材料だ。今回は3か月ぶりの実戦となるが、休み明けで3勝を挙げている「叩き良化型」ではなく、むしろ休み明けを得意としてきたタイプだ。引き続き北村友一騎手が騎乗する点も心強く、充実著しい今ならG1制覇のチャンスも十分にある。

外国人騎手が引き続き主役か、それとも新星ココナッツブラウンが台頭するか。牝馬最強の座を巡る一戦は、今年も見逃せない攻防となる。

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