【スワンS予想2025】アドマイヤズームが1週前追い切りで自己ベストを1秒5更新する好時計をマーク

マイルチャンピオンシップの重要な前哨戦として位置付けられる「スワンステークス」に向け、アドマイヤズームが着実に態勢を整えている。
1週前追い切りでは栗東坂路で単走。ゴール前で追われて4F51.4-3F37.4-2F24.2-1F12.2秒を計時した。ラストは0.2秒減速したが、これは序盤から速いラップを刻んだことに加え、休み明けで脚色が一杯になった分であり、全く問題ない。むしろ自己ベストの52.9秒を1.5秒も更新しつつ、最後を12.2秒でまとめてきた点は高く評価できる。
夏場はリフレッシュに充てられ、9月中旬に栗東へ帰厩。先週24日の2週前追い切りではCWコースで古馬オープンの僚馬メリオーレムと併せ馬を行い、6F82.2-5F66.4-4F51.7-3F36.8-2F22.7-1F11.3をマーク。直線で相手が一杯に追われる中、アドマイヤズームは馬なりのまま楽に併入してみせた。道中やや力む場面もあったが、帰厩3本目の追い切りでここまで動けるのなら順調そのものといえる。
次走となるスワンステークスへ向けては、来週木曜日に最終追い切りを予定。なお、栗東は厩務員レクレーションにより火曜日が全休となるため、日程を調整しての仕上げとなる。休養を経て成長を見せているアドマイヤズームが、巻き返しを果たす舞台が整いつつありそうだ。

