【凱旋門賞2025】前哨戦で逃げ切りV果たしたアロヒアリイ、ルメール騎手とのコンビで凱旋門賞へ

C.ルメール騎手は、10月5日にパリロンシャン競馬場で行われる世界最高峰の芝2400m戦・凱旋門賞(仏G1)にアロヒアリイ(牡3、田中博康厩舎)とのコンビで挑むことが明らかになった。
前哨戦となったギヨームドルナノ賞(仏G2、ドーヴィル芝2000m)では逃げ切り勝ちを達成。3馬身半差の圧勝を飾っており、初の海外挑戦で非凡な能力を示した。
同馬を管理する田中調教師は「このレースの内容や結果次第で凱旋門賞にいくというプランでフランスに来ているので、まずは良い内容で勝てて良かったなと思います。」とレース後にコメントしていたが、順当に凱旋門賞へ進めてきた。
3歳牡馬という伸び盛りで迎える本番は、斤量面でも有利。日本馬として初の凱旋門賞制覇を狙ううえで、絶好の条件がそろった。
フランス出身でありながら日本競馬に深く根を下ろし、多くのファンに愛されてきたルメール。自身の母国で、日本競馬の悲願を果たすチャンスが訪れた。圧巻の前哨戦を経て挑む世界の頂点。ルメールとアロヒアリイがパリロンシャンのゴール前で歴史を塗り替える瞬間に、注目が集まる。

