【デイリー杯2歳S予想2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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2歳G2「デイリー杯2歳ステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

レッドベルオーブ(牡2、藤原英昭厩舎)

11/11(水)栗東・CW(良)5F67.6-4F52.0-3F37.9-1F11.8(馬なり)

福永祐一騎手を背に栗東CWコースを2頭併せ。僚馬エイカイファントムを2馬身追走し、道中は行きたがる前向きさを見せつつもしっかり我慢し、直線は内から並びかけると馬なりでスムーズに加速しラスト1Fは11.8の好時計をマークしてクビ差先着。調整程度の内容だったが、余力がありながらも時計は出ており、追えば弾けそうな気配があった。1週前も福永騎手を背にCWコースを2頭併せで追い切り6F81.6-1F11.8をマーク。全体時計も速く、終い1Fも11秒台でまとめる好内容の追い切りを消化しており、至って順調に調整メニューを消化してきた感が伺える。

スーパーホープ(牡2、藤岡健一厩舎)

11/11(水)栗東・CW(良)6F82.1-5F65.1-4F50.6-3F37.1-1F12.1(一杯)

栗東CWコースを2頭併せ。僚馬モズダディーを2馬身追走し、直線で内から並びかけると、序盤は馬なりで並走するも、ゴール前で騎手に合図されると瞬時に反応して突き抜けて1馬身先着した。叩かれてからの反応が非常に速く、格上の古馬をあっさりと交わす高いパフォーマンスを披露した。これまでも古馬相手に高水準の内容の追い切りを消化してきているが、追う毎によくなるタイプなのか、中2週でもしっかり追って馬もそれにしっかり応える好内容の追い切りを消化している。攻め通り走れれば好パフォーマンスを披露してくれそうだ。

シティレインボー(牡2、池添兼雄厩舎)

11/11(水)栗東・CW(良)6F79.6-5F65.2-4F51.7-3F38.6-1F12.4(強め)

栗東CWコースを単走。前半飛ばし気味に進めた為、終いはそこまで伸びなかったが、しっかり負荷はかけられた。調教は毎回動いてくる馬だが、全体は速い時計が出ており、自己ベストを更新してきた。フレグモーネの一頓挫明けということで状態面が心配されたが、影響を感じさせない脚捌きでリズム良く駆けた。基本坂路で追われることが多かったが、CWコースで意欲的に追われており、1週前はCWで6F82.2-1F12.4をマークしており、珍しく良い加速ラップを刻んできた。自己ベストを大きく更新しており、仕上がりは良好。