【中山金杯2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
東の金杯レース「中山金杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
ホウオウビスケッツ(牡5、奥村武厩舎)
12/31(水)美浦・W(良)5F67.3-4F52.5-3F38.2-1F12.0(馬なり)
美浦のWコースで2頭併せ。3歳未勝利の僚馬アイオリアを5馬身追走し、3~4コーナーで一気に差を詰めると、直線は内から楽な手応えのまま相手を半馬身交わして先着しました。1週前はWコースで3頭併せを行い、6F84.0-1F11.6をマークして最先着でゴール。しまいまではゆったりとした流れでしたが、直線は先行させた2頭をあっさりと交わしてゴールと動きに重苦しさはありません。ハンデを背負うだけに、ペースを乱さないようにリズムを重視した追い切りを消化。状態面に関しては申し分なく、あとは本番で大きなミスさえなければ勝ち負けでしょう。
クリスマスパレード(牝4、加藤士津八厩舎)
12/31(水)美浦・W(良)5F67.2-4F52.3-3F37.5-1F11.6(強め)
美浦のWコースで単走。序盤はゆったりと入り、外ラチ沿いを軽快なラップで進めていくと、直線は外ラチ沿いを強めに追われ、ラスト1Fは11秒6の脚で伸びてゴールしました。1週前はWコースで2頭併せを行い、古馬2勝クラスの僚馬を先行させ、しまいは11秒8の脚で交わして先着。2走前の紫苑Sはコースレコードで快勝、前走の秋華賞も5着善戦と激戦続きですが、疲れを全く感じさせない動きで、強めに追われて負荷も十分にかかっています。好状態で紫苑S勝ちの同舞台なら、引き続き高いパフォーマンスが期待できそうです。
パラレルヴィジョン(牡6、国枝栄厩舎)
12/31(水)美浦・W(良)5F66.7-4F50.7-3F36.2-1F12.0(馬なり)
美浦のWコースで3頭併せ。2頭を先行させ、道中は最後方で折り合いに専念。直線は最内に進路を取っていき、しまいは軽めに追う馬なりながらも12秒0の脚で交わして最先着でゴールしました。1週前はWコースで2頭併せを行い、6F80.2-1F11.9の好時計をマークして併入。6Fは80秒台、5Fは64秒台、4Fは50秒台、そしてしまいは11秒台と全体的にラップが素晴らしく、足捌きも軽快そのものです。負荷が抑え気味だった夏場と比べてしっかり負荷がかけられており、動きも見違えるように良化。寒い時は走る馬で、惨敗続きに終止符を打てそうです。