【日本ダービー(東京優駿)2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

牡馬クラシックの第二弾「日本ダービー」へ向けて、各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は、中でも追い切りの評価が高いと判断した馬3頭を紹介したい。

コントレイル(牡3、矢作芳人厩舎)

5/27(水)栗東・坂路(良)4F52.6-3F37.9-2F24.9-1F12.4(馬なり)

栗東坂路を単走。馬場の外ラチ沿いを駆け抜け、余力十分のフットワークでラスト1Fは12.4と鋭く伸びた。前走の皐月賞の最終追いでは内目を通って全体で52.9をマークしており、前走よりも良い内容。1週前は栗東坂路を2頭で併せて6F80.2-5F64.8-4F50.7-3F37.4-1F12.4の好時計をマークし、しっかりと負荷がかけられた。順調な仕上がりを感じさせる。

ワーケア(牡3、手塚貴久厩舎)

5/27(水)美浦・南W(やや重)5F66.6-4F51.5-3F38.4-1F12.2(強め)

嶋田騎手を背に(レースはC.ルメール)美浦南Wで3頭併せ。僚馬ニシノコトダマ(2勝クラス)を先行させ、フィリアーノ(1勝クラス)を後ろに置き、直線で併せると真ん中から力強く前へ出て2頭に1馬身先着した。序盤は馬なりでラストは強く追われて負荷をかけられた。1週前も3頭で併せて直線は気合を付けられラスト1Fは11.8と鋭く伸びて併入した。追うごとに良化しており好気配。

ダーリントンホール(牡3、木村哲也厩舎)

5/27(水)美浦・南W(やや重)5F67.1-4F52.0-3F37.9-1F11.3(馬なり)

美浦南Wを2頭併せ。僚馬モンテグロッソ(3勝クラス)を4馬身先行させ、コーナーで内から差を詰めると、直線はゴール前ギリギリで交わして半馬身先着した。序盤は口を割るところも見られたが、追われるとラスト1Fは11.3と鋭く伸びた。1週前は南Wを2頭併せで5F70.2-3F40.2-1F12.8と時計は地味だったが長めから息を整える内容で、日曜には坂路で1F11.9の好時計をマークしている。力は出せる状態。