ひと叩きされたブレイディヴェーグ、天皇賞・秋で復権狙う

ブレイディヴェーグ(牝5、宮田敬介厩舎が、次走を11月2日に東京競馬場で開催される天皇賞・秋(G1、芝2000m)に定めた。サンデーサラブレッドクラブが9月14日、公式ホームページで発表した。現在は福島・ノーザンファーム天栄で調整を進めている。
前走の新潟記念では6着に敗れたものの、スローペースの中で好位インを追走し、直線では内を突いて伸び脚を見せた。壁が作れずやや掛かった点や、久々の実戦、さらには暑さが影響した可能性があり、ひと叩きの効果に期待したい。津村騎手も「ゲートの出は許容範囲。直線で伸び切れなかったのは暑さも原因かもしれない」とコメントした。
2023年エリザベス女王杯を制した実力馬が、舞台を東京に移して再びG1の栄冠を狙う。距離2000mは得意条件で、叩き2戦目の上積みが見込めるだけに、女王復権を懸けた一戦に注目が集まる。

