【フラワーカップ予想2021】賞金加算を目論む牝馬たちが参戦!ユーバーレーベンやリフレイムなど出走予定馬を考察

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中山競馬の土曜メインは3歳牝馬限定のG3「フラワーカップ」です。桜花賞をはじめとした牝馬三冠路線へ向けて賞金を加算したい牝馬たちが集まる見逃せない一戦です。今回は出走予定馬の中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

ユーバーレーベン(牝3、手塚貴久厩舎)

前走の阪神JF・3着のユーバーレーベン。4コーナーでは14番手と厳しい位置でしたが、直線は上がり最速タイムで追い込み0.1秒差の3着と善戦しました。父ゴールドシップらしく、脚質には不器用なところがあるので距離延長は歓迎でしょう。マイルのチューリップ賞へ向かうプランもありましたが、1800mのフラワーCを選んだのも脚質の特性や、1800mの札幌2歳Sの好走実績があったからでしょう。鞍上はM.デムーロ騎手の予定でしたが、騎乗停止処分期間中のため丹内祐次騎手に乗り替わり予定とやや不安なところもありますが、メンバー的にここでは最上位の実績ですので、無様な競馬は出来ないでしょう。

リフレイム(牝3、黒岩陽一厩舎)

昨年11月の京王杯2歳Sは1番人気で5着、前走のクイーンCは3番人気で13着と重賞では期待を裏切り続けているリフレイム。前走は先行馬を見ながら5番手から進めますが、ポジション取りに脚を使ってしまった影響もあり、本来の末脚を発揮できずに大敗してしまいました。今回は叩き2戦目で相手関係も楽になっており、前走から一変して巻き返してくる可能性も高そうです。

ホウオウイクセル(牝3、高柳瑞樹厩舎)

今年初戦のフェアリーS・2着のホウオウイクセル。レースは中団から控えて進め、4コーナー外を回って直線に入ると、勝負所から長く良い脚を使って内の馬を交わして2番手に上がる好内容の競馬を披露しました。今回は1F延長の1800mとなりますが、マイルよりもゆったり流れる分、無理せずポジションを取りにいけるのは好材料。直線の鬼脚を披露するためにも、道中はなるべく前目でスムーズに進めていきたいところです。血統表にエアグルーヴとメジロドーベルの名前がある極上の名牝血統で、古くからのファンにとってもロマン溢れる良血馬となっています。