【阪神スプリングJ予想2021】中山グランドJへのステップ！メイショウダッサイやシンキングダンサーなど出走予定馬を考察

レース名の通り、春先に行われる障害重賞「阪神スプリングジャンプ」が今週土曜、阪神8Rで開催。今年初の障害重賞で、中山グランドジャンプに向けての叩き台として有名なレースです。今回は出走予定馬の中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

メイショウダッサイ（牡8、飯田祐史厩舎）

前走の中山大障害を制し、悲願の障害G1初勝利を挙げたメイショウダッサイ。現在13戦連続で3着内入着、2走前の東京ハイジャンプと前走の中山大障害を勝利し、重賞2連勝中と絶好調で、抜群の安定感を誇ります。阪神コースは約2年半ぶりと久々ですが、王者オジュウチョウサンは不在で、ブライトクォーツやシンキングダンサーといった重賞の常連馬もいますが、いずれも前走で降しており、ここは最上位の存在と言って良いでしょう。まともに走れば圧勝もありそうです。

シンキングダンサー（セ8、武市康男 厩舎）

昨年の阪神スプリングジャンプ・4着のシンキングダンサー。その後は春の中山グランドジャンプで4着、秋は中山大障害で8着と、G1格ではあと一歩届きません。ただ、普段は中団からの同馬が、前走はまさかの逃げの手。久々や去勢明けの影響の可能性もあってか、最後は息が持ちませんでした。久々を使われて良くなっていれば、パフォーマンスを上げてくる可能性は高そうです。

ブライトクォーツ（牡7、荒川義之厩舎）

昨年の阪神スプリングジャンプ・6着のブライトクォーツ。今年も昨年同様、同レースから始動します。続く中山グランドジャンプでは3着に好走し、秋は京都ジャンプSでも2着と重賞未勝利ながらG1級の相手に大善戦しています。スタミナがあり、長く良い脚を使えるタイプで、最後の上りの脚はしっかりしているためあとは道中のペースでどこまで追走していけるかがカギとなりそうです。