【新潟記念2019予想】夏競馬のラストを飾るハンデG3!レイエンダやユーキャンスマイルなど出走予定馬を考察
2019年も8月後半となり、夏競馬も終盤戦です。夏の新潟開催を締めくくる重賞、そしてサマー2000シリーズの最終戦「新潟記念」が行われます。秋のG1シーズンも迫ってきたということで、夏のハンデ重賞ながらもここから秋のG1に駒を進める馬も少なくありません。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみましたので、各馬を考察してみたいと思います。
レイエンダ(牡4、藤沢和雄厩舎)
前走のエプソムCを制し重賞初制覇を果たしたレイエンダ。これまで出遅れが目立っていた馬でしたが、前走から使用したチークピーシーズの効果もあってか好スタートを決め、行き脚もついて良いポジションで競馬をすることが出来ました。今年初戦の東京新聞杯は馬場も軽めでペースも速く、仕掛けも速く、上がり最速をマークするも8着に敗れました。マイルはやはり短い印象で、前走の1800mはもちろん、2000mならさらにパフォーマンスを上げてくる可能性は高そうです。前目の競馬も出来るようになった今、この先がさらに楽しみになった1頭です。
ユーキャンスマイル(牡4、友道康夫厩舎)
昨年の菊花賞では3着に健闘し、今年はダイヤモンドSを制し重賞初制覇を達成したユーキャンスマイル。前走の天皇賞春では5着に敗れましたが、ペースが流れていたことや右回りだったことが敗因と考えられます。基本的には左回りで好走しており、スローペースからスピードの持続力勝負で強い競馬をしております。今回左回りコース替わりは歓迎ですし、コーナーよりも直線で加速していきたいタイプの同馬にとって長い直線の新潟コースは相性も良さそうです。一気に距離短縮となりますが、長く良い脚を使えるタイプの同馬ならここも合いそうです。
フランツ(牡4、 音無秀孝厩舎)
前走のむらさき賞を制した上がり馬のフランツ。レースは後方から進め、4コーナーで外へ出されてスパートをかけると、持続力のある末脚で内を交わして快勝という内容でした。届きそうにない位置から差し切ったのには驚かされましたが、馬体の成長っぷりも目を見張るものがあります。今年に入ってから大幅に馬体重が増えており、去年とはまるで別馬のような見た目になっております。京都新聞杯(10着)以来の重賞挑戦となりますが、馬体も増えてパフォーマンスも上げているので、当時とは全く違う雰囲気でレースを迎えることになりそうです。
他にも、前走のメイSを制し連覇を果たしたダイワキャグニーや、同じ舞台となる新潟2000mの佐渡Sを制して駒を進めてきたアクート、前走の小倉記念で2着に好走したカデナなど、夏の新潟を締めくくるにふさわしい好メンバーが揃いました。新潟記念は9月1日(日)に、新潟競馬場の第11Rで実施。発走時間は15時45分の予定。