【チューリップ賞2022予想】3歳牝馬クラシック戦線の主役候補集結!サークルオブライフやナミュールなど出走予定馬を考察
今週は牝馬クラシックの第一弾となる桜花賞へ直結する一戦「チューリップ賞」です。昔からクラシックの有力馬が集結するレースで、2018年にG2へ昇格したことで、いっそう注目度の高い一戦となりました。今回は中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。
サークルオブライフ(牝3、国枝栄厩舎)
前走の阪神JFを制し、G1初制覇を果たしたサークルオブライフ。2走前のアルテミスSも、メンバー上がり最速の33秒5の末脚で差し切っており、実績では世代No.1。アパパネやアーモンドアイという2頭の3冠牝馬を育てあげた名伯楽・国枝厩舎の馬で、父エピファネイアからは、20年に3冠牝馬デアリングタクトが出ているように、実績・陣営・血統など様々な面で注目度が高い1頭です。桜花賞への賞金は足りている立場での参戦で、ここは春の大舞台へ向けて弾みを付けておきたいところでしょう。
ナミュール(牝3、高野友和厩舎)
前走の阪神JFで4着だったナミュール。スタートで大きく出遅れてしまい、向正面でも各馬が交錯して敢え無く馬場の悪い内へ行く形になってしまうなど、チグハグな競馬を強いられた中で勝ち馬とは0秒2差の4着なら悲観する必要は無いでしょう。スムーズな競馬さえ出来ていれば、勝ち負けに持ち込めていた可能性は高そうです。賞金的にもクラシックは当確とは言えないので、ここは優先出走権獲得が大前提。新コンビとなる横山武史騎手を背に、巻き返しを狙います。
ウォーターナビレラ(牝3、武幸四郎厩舎)
前走の阪神JFで3着だったウォーターナビレラ。2走前のファンタジーSは番手から抜け出し、メンバー上がり最速34秒6の末脚で差し切り快勝と強い勝ちっぷりでした。前走の阪神JFも、先行した2頭から離れた集団の先頭からモマれることなく進め、直線までしっかり脚を溜めて抜け出して進出と、正攻法の競馬で強豪馬相手に3着は大健闘。デビューから4戦3勝3着1回と安定感は抜群で、現状の完成度はメンバー上位と言って良さそうです。