【凱旋門賞2019】武豊騎手が騎乗予定のブルームが回避

10月6日に凱旋門賞に出走予定であったブルーム(牡3、A.オブライエン厩舎)が、体調不良のため同レースを回避することが明らかになった。23日、JRAが発表した。

同馬の騎乗を予定していた武豊騎手はこれで凱旋門賞への参戦がなくなったが、同日行われる2歳牝馬限定のマルセルブーサック賞(G1、芝1600m)ではサヴァラン(牝2、A.ファーブル厩舎)に騎乗する予定があり、フランスへは予定通りのスケジュールで渡航する。

武豊騎手のコメントは以下の通り。

「ブルームが体調不良のため、凱旋門賞の出走を取りやめる旨の連絡がありました。騎乗するのを楽しみにしていたので、大変残念です。マルセルブーサック賞ではサヴァランに騎乗する予定ですので、良い結果が出せるように頑張ります。」

ブルームはアイルランドの伯楽、A.オブライエン調教師のもとで管理されているが、オーナーは日本人の松島正昭氏であり、今年の英ダービーでは勝ち馬のアンソニーヴァンダイクから3/4馬身差の4着と健闘しており、凱旋門賞へ挑戦することに国内外で注目が集まっていた。

参考:JRA