【クローバー賞2024予想】道営馬5頭を迎え撃つ中央良血馬に注目
今週日曜札幌競馬の注目はプログノーシスの連覇が掛かる札幌記念が開催されますが、8レースには芝1500mで行われる2歳オープンのクローバー賞が組まれています。
中央馬5頭に対して道営馬5頭が参戦しての10頭立てとなっており、オッズは中央馬に集中することになりそうです。
皐月賞馬イスラボニータをおじに持つディーマジェスティ産駒のニタモノドウシは、デビュー戦で福島競馬場の芝1200mを追い込んで勝利しており、洋芝初参戦となりますが魅力ある一頭となっています。菅原明良騎手から今回は川田騎手に乗り替わりとなりますが、上位人気想定は変わらず、今回も期待してよいでしょう。
一方でデビュー戦から続けて手綱をとれるメリットがあるのが、横山武史騎手騎乗予定のスワーヴリチャード産駒ミリオンローズです。加えて牝馬がここ3年連勝中ということもあり、馬券妙味も加味するとニタモノドウシより分があるかもしれません。
デビューは東京競馬場の芝1600mで今回は右回りの洋芝ということもあり、舞台はがらっと変わりますが、新馬戦2着のエンブロイダリーは続く未勝利戦で1.1倍の断然支持を受けて勝利しておりレースレベルも高かった点も魅力です。
美浦・堀厩舎からの騎乗依頼が増えている佐々木騎手が騎乗するミッキーアイル産駒のソロモンも血統面からは面白い一頭といえます。
全姉に芝スプリント路線で人気のあったメイケイエールがいる血統で、デビュー戦から芝1800m、未勝利戦で芝1600mと、同じ血統ながら姉とは異なる路線でここまで推移しています。
前走の芝1600mは2番手追走から抜け出しハナ差の接戦を制しており、距離がギリギリなのか、もしくは姉よりも距離に融通が利くのか、相手関係が強化される今回は試金石といえそうですね。