【UHB賞2024予想】本命候補カンティーユ、状態面は絶好か?

記事「【UHB賞2024予想】本命候補カンティーユ、状態面は絶好か?」のサムネイル画像

札幌競馬の日曜メインは1200mオープンの「UHB賞」が開催。洋芝の1200mの適性を重視するなら、最も有力視したいのは前走の青函S・2着から参戦するカンティーユだ。

2年前の夏までは地方に所属していたダート馬だったが、同年秋から芝の短距離路線を主戦場に活躍してきた。やはり地方の深い砂を走ってきた馬だけあり、パワーは十分。昨年は夏の札幌1200mで行われたしらかばSを逃げて2着に粘っており、前走の青函Sもほぼ同じ内容で2着と洋芝で高いパフォーマンスを見せている。

ただ、鼻出血という持病を抱えている馬で、夏場に過剰な負荷をかけることがあまり出来ないということでこの時期は調整が難しい1頭でもある。前走も仕上げきらない中で踏ん張るも最後は差し切られてしまった。状態面の見極めがこの馬を評価する上で一番注視したい点だが、今回は久々に約2ヶ月という短い間隔で出走を決めてきてきた。近走は半年に1回程度のペースでしか出走してこなかった同馬がここで出走してくるということは、好調である可能性が高い。

ファルコンSの覇者ダノンマッキンリーやTVh賞・1着から参戦するエイシンフェンサーなど、それなりに好メンバーが揃ってはいるが、ダノンマッキンリーは距離の不安、エイシンフェンサーは初のオープン戦ということで能力の不安といったように、カンティーユ以上に不安要素が大きい。

中央移籍以降は【2-3-0-0】と安定しており、能力・実績・適性が上位のカンティーユに重い印を打ちたい。