【帝王賞2024予想】ノットゥルノの復活、メイショウハリオの3連覇、それとも地方馬サヨノネイチャか

大井競馬場では26日水曜日にダート2000mで行われる、上半期のダート中距離の総決算でもあるJpnⅠの帝王賞が開催されます。

春の古馬ダート路線では、かしわ記念をシャマル、先日行われたさきたま杯では1.2倍と圧倒的な1番人気に支持されたレモンポップが勝利、今年から整備された3歳ダート路線でも中央馬が席捲しており、このトレンドが帝王賞でも続くのか注目です。

武豊騎手騎乗のノットゥルノは今年に入り2勝し、スランプから脱したと思われるだけに、大舞台での勝利となるかも注目ですが、他の中央勢でもウィルソンテソーロやセラフィックコールなどの参戦もあり、今年勝利した佐賀記念、名古屋グランプリとは相手関係が大幅に変わってくるだけに、過剰人気には警戒したいところです。

また最近は崩れるシーンが多いものの、大井競馬場のダート適性なら随一と思えるメイショウハリオは、今年勝てば前人未到の帝王賞3連覇となるだけに、ここ2戦の敗戦で人気が落ちるようなら積極的に狙ってみたいところです。

ここでも中央馬優勢は否めませんが、地方馬で太刀打ちできそうなのが連勝中のサヨノネイチャではないでしょうか。父ダノンレジェンド、母の父オレハマッテルゼはともに中央で活躍していた馬で、血統背景には一本筋が通っています。

ただ、ダノンレジェンド、オレハマッテルゼともに現役時代の主戦場がスプリントだったため、ダート中距離で素質開花するのは意外な感じもしますが、主戦の西騎手との相性も抜群なだけに、父ダノンレジェンドに大きなプレゼントができるかどうか、楽しみな1戦といえそうです。