JRAエルフィンSを完勝したデアリングタクト、桜花賞へ直行
今月8日に京都競馬場で行われたエルフィンSを快勝し、一気にクラシックの有力候補として注目を集めたデアリングタクト(牝3、杉山晴紀厩舎)は、4月12日に阪神競馬場で行われる桜花賞に直行することが明らかになった。本日、同馬が所属するノルマンディーオーナーズクラブがホームページで発表した。
3番人気でむかえた前走のエルフィンSでは、後方待機策から直線に入ると、大外を伸びて2着馬のライティアに4馬身差をつける圧勝を決めた。上がりはメンバー最速の3F34.0秒をマークし、先頭に立ってからは鞍上の松山騎手も流したままだった。ラストとゴール後もまだまだ余裕が残っており、圧巻の勝ちっぷりから一躍クラシック有力馬の仲間入りを果たした。
デアリングタクトは父エピファネイア、母デアリングバード、その父キングカメハメハという血統。まだまだ未知な部分も多いが、ポテンシャルは相当だ。桜花賞で勢力図を書き換えることになるのか、注目したい。