【東海ステークス2025予想】激走期待の伏兵は、中央出身の地方馬イグザルト

中京競馬場の日曜7Rは「東海ステークス」が開催。今回注目したいのが、地方・大井所属のドゥラメンテ産駒イグザルト(6歳牡馬)である。
イグザルトはもともと中央所属馬で、3勝クラスでも好走していたがオープンクラスの壁を越えられず、昨年夏から大井競馬に移籍した。移籍後はフジノウェーブ記念を制するなど、南関短距離戦線で着実に地力をつけてきた。
今回は久々に中央の舞台で走ることとなるが、2走前に出走したJpn3「東京スプリント」では4着に入り、その時の勝ち馬エートラックス、2着サンライズホークも今レースに出走してくる。まさに今回はリベンジの絶好の舞台といえる。
一般的に地方と中央のダートでは馬場質が異なり適性の差が出やすい。ただ、イグザルトは中央時代に既に実績を残しており、地方で成長した今なら、むしろ中央の馬場でさらなるパフォーマンスを発揮する可能性も十分ある。
実際に2024年2月の白嶺Sでは後にフェブラリーSを制するコスタノヴァの2着に入っており、能力の裏付けもある。中央のG3が相手でも互角以上の勝負になると見てよい。
以上の理由から、今年の東海ステークスは中央出身で地方所属のイグザルトが、再び中央の舞台で宿敵を打ち破るリベンジ劇に期待したい。

