デムーロ騎手、サトノクラウンとのコンビが濃厚か?シュヴァルグランはH.ボウマン騎手と新コンビ
先週のマイルチャンピオンシップをペルシアンナイトで優勝したM.デムーロ騎手は、この勝利でJRA・G1において10戦連続で3着内に入るという偉業を成し遂げました。「黙ってミルコを買っておけば大体当たる」。最近はそんな格言がファンの間では度々交わされているようですね。
「馬7:騎手3」。競馬の格言にはこんな言葉もありますが、ミルコ騎手の今秋の活躍っぷりを見ると、この格言の信憑性も低く思えてきてしまいますね。
ジャパンカップではサトノクラウンとのコンビが濃厚!
気になるのがミルコ騎手のジャパンカップでの騎乗馬ですが、候補にあがっているのは2頭。春は宝塚記念を制し、天皇賞秋でも2着に健闘したサトノクラウンと、前走京都大賞典で3着に入着したシュヴァルグランです。マイルチャンピオンシップでは主戦騎手を務めてきたレッドファルクスを弟のクリスチャン・デムーロに譲り、ペルシアンナイトで見事に優勝を果たしたミルコ騎手。どちらの馬に乗るのかが非常に気になるところでしたが、21日にシュヴァルグランの鞍上が短期免許で来日中のH.ボウマン騎手に決定したことで、本番はサトノクラウンで臨むことがほぼ決定したかたちとなりました。
サトノクラウンは今年の4戦は全てミルコ騎手が手綱を握り、成績は「2-1-0-1」と相性も抜群。2着に入着した前走の天皇賞秋では雨で不良馬場開催となりましたが、馬場が良く且つロスの少ないところを上手く走らせたミルコ騎手の好騎乗が光ったレースでもありました。次走のジャパンカップでキタサンブラックを負かす逆転劇に期待するファンも少なくないでしょうし、今のミルコ騎手の確変は「止まるまで買っておきたい」というファンも多そうですね。
何れにせよ、サトノクラウンでの騎乗が濃厚となった今、評価を上げざるを得ない一頭となったことは確かです。