ダービーフィズ、引退。今後は千葉で乗馬へ
2015年の函館記念(G3、函館・芝2000m)を優勝し、続く札幌記念(G2、札幌・芝2000m)で3着に入着し、同年のサマー2000シリーズを優勝したダービーフィズ(牡7、美浦・小島太厩舎)が現役を引退することが24日にわかった。
同馬は23日付けで競走馬登録を抹消し、今後は千葉県富里市の乗馬クラブクレイン千葉富里にて乗馬となる予定となっている。
サマー2000シリーズを制した年の天皇賞秋、ジャパンC、有馬記念に出走し、夏だけでなく秋競馬の盛り上げにも貢献した。2016年11月の福島記念(G3、福島・芝2000m)で11着に敗れて以来、脚元の不安が原因で復帰できずにいた。今年5月20日に東京競馬場で開催されるメイS(OP、東京・芝1800m)を復帰戦として予定していたが、状態は復帰できるまでに至らず、結果的に昨年の福島記念がラストランとなってしまった。
ダービーフィズの通算成績は36戦5勝[5-4-3-24]。うち重賞1勝。父ジャングルポケット、母マンハッタンフィズ、母父サンデーサイレンスという血統。ダービーフィズ号、お疲れ様でした。