【ステイヤーズS予想2017】競馬でも「プロは同じミスを二度しない」は通用するのか?真価問われる一戦
「プロは同じミスを繰り返さない」というような言葉は野球やテニス、ゴルフなど特に一流と言われるスポーツ選手によく使われるフレーズという印象がありますが、このフレーズは果たして競馬にも当てはまるのか?そういった意味で注目したいのが今週のステイヤーズSに出走するフェイムゲームとボウマン騎手のコンビです。
長距離実績で言えばアルバートより上とも言える、天皇賞(春)2着にもなったフェイムゲーム。ボウマン騎手は短期免許での来日になりますが、実は今回はテン乗りではなく昨年の天皇賞(春)以来、約1年半ぶりでの騎乗となります。
天皇賞(春)では名手でも展開を読み違えたか、馬体重大幅減の影響が出たか4番人気を裏切る8着に敗れてしまいました。勝ったキタサンブラックと接戦の2着を演じたカレンミロティックともにリードを守りきった勝利で、後ろからの競馬をした時点ですでに選択を間違えていたとも取れるレースでした。
ボウマン騎手にとって当時何番人気だったかまで記憶するのは厳しくとも、上位人気を裏切ったという印象は残っているかもしれません。馬のスタイルもあるので鞍上だけが責められたものではないですが、今回は京都より小回りになる中山コースでのマラソンレースかつ、少頭数ということもあり、あまり前を楽にさせると今回も残らせてしまう可能性もあります。
7歳と古豪の域にいますが、アルバートに次ぐ人気での出走が濃厚です。今回人気以上の結果を残すとなれば連対以上が求められます。果たしてトッププロは同じミスを繰り返さず結果につなげる事ができるか、はたまた競馬はやはり人だけではどうにもならないのか、予想と全く違った展開となる可能性もあります。楽しみにレースを待ちたいですね。