“ウマ娘”藤田晋氏、馬主デビュー戦は3着
14日に小倉で行われたフェニックス賞(OP、芝1200m)は、3番手でレースを進めた松山弘平騎手騎乗の2番人気ナムラクレア(牝2、長谷川浩大厩舎)が快勝した。
いきなりのオープン特別デビューで注目を集めたサイバーエージェント社長・藤田晋氏の馬、デュガ(牡3、森秀行厩舎)は、直線で追い込んで3着に入着。
レースは五分のスタートから中団に控え、直線でいったんは先団争いから離されたものの、最後は懸命に脚を伸ばして盛り返す競馬を見せた。レース前の鳴きや馬っけなどまだ幼さが見られるが、脚力は今後を楽しみにさせるものであった。次走については未定。
サイバーエージェント藤田氏のJRA馬主デビュー戦は黒星となったが、今週21日にはデュガと同じくOBSマーチセールで落札されたアメリカンファラオ産駒のラヤス(牡2、森秀行厩舎)が小倉ダート1700mに出走を予定しており、他にも、5月に行われた2歳セールの千葉サラブレッドセールで4億7010万円(税抜)で落札したドーブネ(牡2、武幸四郎厩舎)が、今月29日の札幌芝1800mでデビューを予定しているなど、続々と所有馬のデビュー戦が控えている。
血統的にも楽しみな馬が多く、各馬の今後に注目していきたい。