【エルフィンS予想2026】人気馬に死角あり?良血馬アドマイヤシュラに黄色信号か
公開: 2026/02/05 19:37

今週土曜の京都競馬10レースは、芝1600mで行われる3歳オープンのリステッド競走「エルフィンステークス」が開催。別定戦で争われる一戦で、今年は登録10頭と少頭数での開催が見込まれている。
過去5年の傾向を見ると、2021年から2023年は中京開催だったため単純比較はできないが、それでも前走でG3を使っていた馬の好走が目立つ。該当馬は2勝、2着1回、3着1回と安定しており、格上挑戦組の底力が問われるレースであることが分かる。今年この条件に当てはまるのは、前走フェアリーステークス11着のトラスコンガーデンのみである。ダノンスマッシュ産駒の同馬は前走こそ大敗の形だが、最後方からの競馬で16番人気という評価を考えれば着順ほど悲観する内容ではない。展開ひとつで着順を大きく上げる余地はあり、穴馬として狙う価値は十分にある。
人気面に目を向けると、3着以内馬の多くは5番人気以内に収まっている一方で、勝ち馬に限ると1番人気の信頼度は決して高くない。1番人気が勝利したのは2024年のライトバックのみであり、昨年も9頭立ての少頭数ながら1番人気馬は5着に敗れている。上位人気の安定感と勝ち切れなさが同居するレースであり、単勝は手広く構える必要がある。
また、前走新馬戦を快勝した馬は素質を評価されて上位人気になりやすいが、過去5年では3番人気以内に支持された該当馬はいずれも馬券圏内を外している。今年その立場に近いのが、母アドマイヤミヤビを持つエピファネイア産駒アドマイヤシュラである。デビュー戦はクリスチャン・デムーロ騎手を背に芝1800m戦を1番人気で快勝。今回は坂井騎手との新コンビで臨み、再び上位人気が想定されるが、データ上は危険な人気馬の部類に入る。
少頭数ながら波乱の余地を秘める今年のエルフィンステークスは、実績組と素質馬、そして人気薄の伏兵が入り混じる構図である。人気の盲点を突く一頭の台頭が、レースの行方を大きく左右する。クラシック戦線を占う意味でも見逃せない一戦である。

