【京都記念2026】ヘデントールが1週前追い切りで意欲的な2頭併せ、久々でも順調仕上げ
公開: 2026/02/05 17:18

2月15日に京都競馬場で開催される「京都記念」(G2、芝2200m)に向け、25年の天皇賞・春覇者ヘデントール(牡5、木村哲也厩舎)が4日に、1週前追い切りを消化した。約9か月ぶりとなる実戦を前に、美浦Wコースで長期休養明けを感じさせない力強い動きを披露した。
この日は古馬3勝クラスの僚馬アンパドゥを目標に2馬身ほど後方の内から追走。直線では一杯に追われる形となり、前に取り付くまでややもたつく場面こそあったが、並びかけてからはしっかりと脚を伸ばし併入に持ち込んでゴールした。7F96秒2―1F12秒0の時計は水準以上で、心肺機能の高さを改めて示す内容だった。太田助手は「取り付くまでに少し時間はかかったが、キャッチしてからの走りは良かった。これでさらに状態が上がってくれれば」とここからの上昇にも期待を寄せた。帰厩後の調整は順調で、馬体の張りや毛ヅヤも良好。強めの調教にも耐えられる下地は整っていると見る。
近走は菊花賞2着を含め長距離戦を中心に使われてきたが、それ以前は中距離路線で実績を積み重ねてきた馬である。今回の2200mへの距離短縮はむしろ歓迎材料といえるだろう。陣営も「長距離が得意というより心肺機能が高いタイプ。流れが締まって持久力勝負になれば力を出せる」と見ており、淀の外回りコースでスタミナが問われる展開は望むところだ。G1タイトルを手にした実力と地力の高さはメンバー中でも最上位の存在であり、久々でも軽視はできない1頭となる。
実績断然のG1馬が復帰初戦でどこまで仕上がるか、そしてベテランが意地を見せられるか。伝統の京都記念は、春の大舞台を占う重要な一戦として大きな注目を集める。

