エネイブル引退、繁殖入り。交配相手も発表

4日の凱旋門賞で6着に敗れたエネイブル(牝6)が引退し、繁殖入りすることが明らかになった。12日、同馬を管理するJ.ゴスデン調教師が明かした。

初年度となる来年の交配相手はキングマン(牡9)を予定。オーナーのH.アブドゥラ殿下が所有するジュドモントファームのホームページで現地時間12日、発表された。産駒は24年夏以降に登場する。キングマンは父Invincible Spirit(その父Green Desert)、母Zenda、母の父Zamindarという血統。

エネイブルは父Nathaniel(その父Galileo)、母Concentric、母の父Sadler's Wellsという血統。2017、2018年の凱旋門賞を制し連覇を達成、史上初のキングジョージ3勝を含むG1・11勝をあげるなど数多くの偉業を達成。通算成績は19戦15勝。エネイブル号、お疲れ様でした。