JRAは7月18日、小倉記念（7月20日・小倉芝2000メートル）に出馬投票していたエピファニー（牡6歳、宮田厩舎）が、右後肢のハ行（跛行）のため出走を取り消すことを発表した。なお、枠順確定前の取り消しとなり、レースは16頭立てで行われる。

エピファニーは昨年の小倉大賞典で重賞初制覇を果たした実力馬。今回も関東馬ながら早めに栗東トレセンに入厩し、万全の態勢で重賞2勝目を狙っていた。追い切りの内容も順調に見えていただけに、直前でのアクシデントは関係者にとっても無念の決断となった。

6歳を迎えた今年も重賞戦線での活躍が期待されていたが、脚元の不安により夏の大舞台でその走りを披露することは叶わなかった。今後は状態の回復と再調整が待たれる。