注目の新馬戦!名馬の妹たちが東西で今週デビュー!

やんちゃぶりを発揮した現役時代を終え種牡馬入りし、強敵オルフェーヴルと同配合といえるゴールドシップ。さらなる飛躍を期待されながら無念の引退となった今年のオークス馬シンハライト。その両馬の妹たちが今週末、それぞれ東京・京都のメイクデビューで初戦を迎えます。

まずはゴールドシップの妹・フラワーシップ。今週27日の東京の芝1800mでデビューを迎える予定です。父も同じステイゴールド、厩舎も同じ須貝厩舎。となると東京コースですしデビューに乗るのはやはり内田博幸騎手、と思いきや武豊騎手を確保してきました。須貝調教師の現時点でのジャッジは辛めで「まだピリっとしてこない。使いつつかな」と慎重なジャッジをしています。

同じ新馬戦にはキャプテントゥーレの弟・ヘヴントゥナイト、父ディープインパクトで母が秋華賞馬・ブラックエンブレム産駒のオーロラエンブレムも参戦を予定しているということで、良血揃いのなかなか見どころ豊富なレースになりそうです。

続いてシンハライトの妹・ミリッサのご紹介。こちらは父がダイワメジャーに変わり、姉よりは短距離志向かもしれません。今週26日の芝1600mを予定しており、鞍上は池添謙一騎手ではなく、ルメール騎手を確保。兄姉がシンハライトをはじめリラヴァティ、アダムスピークと、わりと2000mを超える距離で結果を残していることもあり、この馬の距離適性がどう出るかも注目が集まります。

両馬ともデビュー戦に選択した距離はおそらく守備範囲。仕上がり度合いや今後のローテとの兼ね合いもあるのでしょうが、ともに牝馬ながら混合戦にぶつけてくるあたり、自信があるのでしょうか。そういう意味でも注目したいメイクデビューになりそうです。