【JRA】ジャパンCとチャンピオンズCに予備登録した外国馬を発表

JRAは15日、今秋の国際G1シリーズを締めくくる大一番・ジャパンカップ(11月30日、東京芝2400m)およびチャンピオンズカップ(12月7日、中京・ダ1800m)に予備登録を行った外国馬を発表した。今年も欧米を中心に実力馬が名を連ね、両レースともにハイレベルな国際対決が期待される。
中でも注目は、24年のケンタッキーダービーを制したアメリカのミスティックダン(牡4、K・マクピーク厩舎)。ダート界の頂点に立った実力馬でありながら、今回ジャパンC・チャンピオンズCの両方に予備登録を行った。芝への挑戦も視野に入れており、8月のアーリントンミリオン(G1・芝2000m)では初芝ながら4着と健闘。芝・ダート双方に対応できる可能性を示した存在として、日本遠征が実現すれば大きな注目を集めることは間違いない。登録場は以下の通り。
■ジャパンC(2025)予備登録馬一覧
- ドバイオナー
- ラシャバー
- ウィンブルドンホークアイ
- アルリファー
- ベッドタイムストーリー
- ロスアンゼルス
- ミニーホーク
- クィーンズタウン
- ステイトゥルー
- カランダガン
- ゴリアット
- ミスティックダン
- ディーキン
- サーデリウス
■チャンピオンズC(2025)予備登録馬一覧
- ブラケットバスター
- フルセラーノ
- ゴスガー
- インディスペンサブル
- ジャーナリズム
- マグニチュード
- ミスティックダン
- サラワクリム
- タッチオブディスティニー
ジャパンカップは、欧州勢を中心に、マイル~中距離の実績馬が顔をそろえた。特に英愛勢の層は厚く、前哨戦の結果次第では日本馬との真っ向勝負が実現する可能性が高い。
チャンピオンズカップでは、アメリカ、ドバイ、サウジアラビアなど各国のダート実績馬が集結。例年以上に多彩な顔ぶれで、日本ダート界を代表する実力馬たちとの国際頂上決戦が期待される。
ジャパンCでは欧州の芝王者クラスが、チャンピオンズCでは北米ダート勢がそれぞれ参戦を狙う構図。ミスティックダンの動向はその両レースの軸ともなりうる。芝とダート、異なる舞台で世界の強豪が激突するこの秋、日本競馬のフィナーレを飾るにふさわしい“夢の国際決戦”が実現するか、今後の動向から目が離せない。

